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IEEE1394 デジタルカメラ制御用ソフト開発ツール
「DCCL-1」を販売開始
(1999.12.10)


電子機器及びコンピュータの開発設計、各種電子機器の製造販売を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、12月15日、次世代のデジタル機器接続ケーブルとして家電、パソコン、周辺機器業界が注目する「IEEE1394」に対応したデジタルカメラのアプリケーションソフトウェア開発用のツール「DCCL-1」(for Windows98/NT4.0)の販売を開始することを発表した。

同社は、国内のメーカーや開発会社向けに「IEEE1394」400Mbpsに対応したソフトウェア開発キット「ZenkumanTM PFW-41SDK」や「ZenkumanTM PFW-41DDK」を既に数百セット販売しており、開発者の間ではIEEE1394開発ツールのデファクトスタンダードとなっているが、これらの製品はIEEE1394機器開発メーカーがユーザーとなるケースが殆どであり、IEEE1394製品を利用したアプリケーションソフト開発者がユーザーとなることは非常に少なかった。しかし、ここに来てIEEE1394対応製品の販売が活発化し、CCDカメラにおいても、来年にはソニーからIEEE1394対応の高解像度のフルデジタルカメラの発売が予定されており、市場ではそのカメラを使用するための開発環境を待つ声が高まって来ている。同社はその点に着目し、今回の製品販売に至った。

「DCCL-1」は、IEEE1394デジタルカメラの画像表示及び画像取込ソフトウェア開発用のツールであり、IEEE1394PCIホストアダプタカードZenkumanTM PFW-41(別売)をインストールしたWindows98/NT4.0のマシンで動作させることが出来る。従来、アナログカメラを使用し画像処理を行ってきたユーザーが、IEEE1394制御に必要となる面倒な手続き無しにIEEE1394デジタルカメラに移行出来るよう、IEEE1394デジタルカメラの制御専用に機能を絞り込みライブラリ化している。そのためソフトウェア開発者は、このライブラリを使用することにより、既存のアナログカメラ用のソフトウェアを1週間程度の短期間でIEEE1394デジタルカメラ対応に移植することが可能となる。


DCCL-1の構成;
 「DCCL-1」ライブラリ、サンプルソフトウェアソースコード、操作説明書

対応(予定)デジタルカメラ;
 ●CCM-DS250(ソニー製)
 ●DFW-V300(ソニー製)
 ●DFW-V500 、DFW-VL500(ソニー製)
 ●XCD-X700、 XCD-SX900(ソニー製)
 ●DFW-X700、DFW-SX900(ソニー製、2000年6月発売予定)
 新たに発売されるIEEE1394対応デジタルカメラには順次対応予定

「DCCL-1」は1999年12月15日から共信電気(店頭)、ダイトエレクトロン(店頭)、蝶理(東証1部)、東通産業(東京、戸須昭策社長)より販売される。価格は198,000円となる。同社は、従来のアナログカメラユーザー、画像処理アプリケーションソフトメーカー向けに、初年度1,000セットの販売を見込んでいる。

株式会社テクノスコープは、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、約5年前より調査、開発を行い、その後「IEEE1394」関連製品をリリースしながら、開発技術を集積してきた。今後も市場形成の一助と成るべく「IEEE1394」関連製品を発表し続ける予定である。


このニューズリリースに関する問い合わせや取材申し込みは、下記まで。
株式会社テクノスコープ  営業部
〒336-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-6-13  TEL:048-822-5281
インターネットでの情報は、http://www.technoscope.co.jp/



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