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世界初マルチI/Oを搭載したIEEE1394対応カメラ用画像入力ボードを販売開始 (2001.07.02)


株式会社テクノスコープ(本社・さいたま市、社長 白川進、048-822-5281)は、7月2日より、世界初のマルチI/Oポートを搭載したIEEE1394デジタルカメラ専用の画像取込ボード「ZenkumanTM PFW-42」の販売を開始することを発表します。

本製品「ZenkumanTM PFW-42」は、国際標準のデジタルインタフェース『IEEE1394』を持ったカメラ専用の画像入力ボードであり、デジタルカメラ画像入力用ポートと、マルチI/Oポートを標準で搭載した世界初の製品です。

弊社では、これまでデジタルカメラ入力用IEEE1394ホストアダプタカード「ZenkumanTM PFW-41」を販売して参りましたが、IEEE1394カメラのラインナップが増えるに従い、マルチI/Oポート搭載を求めるお客様の声が高まって参りましたため、「ZenkumanTM PFW-41」の上位バージョンとして、本製品の開発・販売に至りました。

本製品は、国内で初めて「ZenkumanTM PFW-41」で実現したデジタルカメラの画像入力機能に加え、マルチI/Oポートを標準搭載することにより、従来では別に購入する必要があったI/O基板を用いることなく、「ZenkumanTM PFW-42」の基板1枚で、IEEE1394カメラの画像取込と、センサーからのトリガー信号の入力、画像処理結果の出力、メカコントロール信号の出力が可能になります。これにより、安価な画像処理システム構築が可能になりました。

  • 対応カメラ
    • ソニー製 : DFW-V500 / VL500, DFW-SX900 / X700, XCD-SX900 / X700
    • 東京電子工業製 : CS3720F
    • Basler(ドイツ) : A300F/A100F

価格は、53,000円を予定しており、画像処理メーカーや検査装置メーカー向けに、初年度は1,000台の出荷を予定しております。

本製品は、共信テクノソニック(店頭)、ダイトエレクトロン(東証2部)、蝶理イメージング(蝶理の100%子会社)、東通産業(本社:東京都、戸須 昭策社長)を通じて販売いたします。

弊社では、デジタルカメラ用画像入力ボード「ZenkumanTM PFW-41」を1998年より販売しておりますが、「PFW-41」はデジタルカメラ向けのみならず、その他の産業用途も含め、既に数万台の出荷実績を持っており、信頼性が要求される産業用途において、高い評価を頂いております。

弊社は、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、調査、開発を行い、その後「IEEE1394」関連製品をリリースしながら、開発技術を集積してきました。今後は、更にデジタルカメラ向けに特化した製品を発表する予定です。



このニューズリリースに関する問い合わせや取材申し込みは、下記まで。
株式会社テクノスコープ 営業部 土屋 公司(つちや こうじ)
〒336-0064 埼玉県さいたま市浦和区岸町7-6-13 TEL:048-822-5281
インターネットでの情報は、http://www.technoscope.co.jp/



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