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テクノスコープOHCI対応ボード ZenkumanTM PFW-45を発売開始 (1999.01.22)


電子機器及びコンピュータの開発設計、各種電子機器の製造販売を事業とする株式会社テクノスコープ(本社・埼玉県浦和市、白川進社長、048-822-5281)は、1月22日、次世代のデジタル機器接続ケーブルとして家電、パソコン、周辺機器業界が注目する「IEEE1394」400Mbps(メガビット/秒)に対応し、標準規格であるOHCI(Open Host Controller Interface)にも対応する評価用ホストアダプタカード「ZenkumanTM PFW-45」の販売を開始することを発表した。

同社は、既に開発者向けに「IEEE1394」に対応した複数の製品を販売している。

多くの周辺機器のメーカーや開発者はOHCI対応のホストアダプタカードが市場に供給されることを想定して開発を進めており、同社は「ZenkumanTM PFW-45」を、これらの機器を評価するためのOHCI対応ホストアダプタカードとして開発し、販売に踏み切った。

「ZenkumanTM PFW-45」は、既存の「IEEE1394」ホストアダプタカードで最高速の400Mbpsの基板をベースにOHCI対応したもので、「IEEE1394」分野で高い信頼性と供給安定性のある米TexasInstruments社のチップを使用している。

「IEEE1394」の100,200,400Mbpsの転送速度を持ち、PCIバスに対応しており、Macintosh及びWindows対応のパソコンで「PCIスロット」に挿入する事によって使用することができる。

OHCIはチップをコントロールするための規格で、今後対応するパソコン及びOSが増えることが予想される。

既に多くの周辺機器のメーカーや開発者はOHCI対応の製品の開発を意識しており、同製品の発売により、製品評価がすぐにでも可能となる。

具体的に、OHCI対応の製品は、フルデジタルカメラを始め、コンピュータ周辺機器、マルチメディア、家電メーカーから多数予定されている。

同社では、OHCI対応製品開発の本格化を見込み、早期の市場形成の一助と成るべく今回の発表に踏み切った。

「ZenkumanTM PFW-45」は、当初は、OHCI評価用のホストアダプタカードとして販売し、OEM供給を積極的に進めていく。

価格は、オープンプライス(サンプル価格 : 7万円程度)で住商電子デバイス株式会社(東京都千代田区)等の代理店経由での販売となる。

株式会社テクノスコープは、Apple Computer社製Macintosh用のソフトウエア及び周辺機器「Zenkumanシリーズ」を、8年前より開発販売を行っている。

同社は、Apple Computer社が1988年から開発している「ファイアワイア (FireWire) / IEEE1394」に注目し、約2年の調査、開発期間を経て、1997年2月に「PFW-21」のプロトタイプである「PFW-2」を発表。

その後「IEEE1394」での開発技術を集積し、次々と「IEEE1394」関連製品を発表。

今回の「ZenkumanTM PFW-45」はその集大成となる。


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